第46章.かごダッシュ!? | 社会悪の発生源 「コンビニ」

第46章.かごダッシュ!?

また新たな「コンビニの産物」の登場です。


先日の、コンビニ店員刺殺事件のニュースで初めて耳にしました。

店の買い物かごに商品を入れ、レジを通さず、そのままカゴを持って逃げることを、「かごダッシュ」そう呼ぶのだそうです。


ここで着目してほしいのは、何故そんなことが出来るのか?、そんな発想(犯罪のアイデア)がうまれるのか?という部分です。

前章までにも何度も述べているように、私はコンビニ以外にも、一般小売店も経営しております。

が故に、はっきりと言えるのですが、

コンビニにくらべ必ずしも防犯設備の整っていない小売店ですら、このような事は起こり得ません(コンビニの影響で今後はどうなるか判りませんが)

まず、客側にそのような発想が浮かぶことは無いでしょう。つまり、コンビニエンスストア特有の雰囲気が関係しているといっても良いのではないか、と思うのです。



小売店にとって何が本当に「必要」で、何が「蛇足」なのか?

コンビニ本部は、世の人々に対し「便利」という餌をまき散らすやり方で、従来の小売店に大きな武器を与え、大型店に対抗する力をつけさせました。いや、「小売店」と「便利」の合体を最高の方策と思ったはずです。

しかし、これは全くの「蛇足」だったのです。

所詮、小売店は小売店、「便利」などで対抗しても限界があり、多くの消費者は、その「便利」な部分のみを都合よく使うだけなのです。


その結果、コンビニエンスストアの社会的地位は極低状態となり、犯罪の舞台や温床といっても過言でないような実態を露呈しているのです。



最近、コンビニで「地球にやさしい店づくり」というようなポスターを見かけませんか?

本当は、「犯罪者にやさしい店づくり」なんじゃないの?と言いたくなるのです。