第24章.小1プロブレム | 社会悪の発生源 「コンビニ」

第24章.小1プロブレム

新しく小学校 1 年生になった児童が集団行動がとれない,授業中に座っていられない,話を聞かないなどの状態が、近年目立つようになってきており、それらを「小1プロブレム」と言うのだそうです。


就学前の幼稚園や保育園の段階での教育や、家庭環境にも問題がある、とされているようですが、それ以前の問題として、残念ながら、子供たちが正常に育つような好環境な社会は、もはやどこにも見当たらない、と言っても過言でない程の世の中になってしまっていると思うのです。


挙げれば、きりが無いので、ひとつだけ例を挙げるとするなら、たとえばコンビニでの立ち読み。


毎週必ず、おきまりの週刊誌を購入している方たちもいます。その横で、毎週、心置きなく立ち読みをしていく方もいらっしゃいます。

自分の書棚に入れたい様な立派な書籍ならともかく、週刊誌ですから、お金を支払わず中身を読破してしまえば、それで事足りてしまいますよね。つまり、きちんと代金を支払って、読んでいる人たちがバカを見るような(損するような)世の中なのです。

しかし、現在は書店にも店内に椅子やベンチが設置してあるところもあり、ましてやコンビニなんぞは、立ち読みは当然の常識のような位置づけになってしまっています。

コンビニ世代も、もう子を持つ親になり始めています。子供たちには、どう説明するのでしょうか?

また、子供たちの目にはどう映るのでしょうか?

少年犯罪が激増していくのも当然でしょう。


たしかに昔は(コンビニが無かった時代)こんなことはありませんでしたよ。

つまり、子供たちが悪いのではなく、コンビニ社会を奨励しているような大人たちが悪いのです。