第21章.コンビニで売るなんて・・・ | 社会悪の発生源 「コンビニ」

第21章.コンビニで売るなんて・・・

前章でもちらっと書きました「ホワイトバンド」。どうやら某コンビニではレジ横で販売しているらしい。


あのホワイトバンド、よく見ると「***」という模様と言うべきか、柄が入っている。


これは、世界では貧困により3秒に一人というスピードで子供たちが亡くなっているということを表しているのだそうだ。

しかし、日本における食品小売業の代表格であるコンビニは、売り上げ増進目的のため、日々相当数の食品を廃棄している。その納入業者である関連製造元では、店舗側からの受注後の製造では間に合わないという理由から、事前に製造し、余った製品(弁当etc)は出来立てホヤホヤでも廃棄しているのです。


そんなコンビニのレジ横にホワイトバンドが陳列され、流行に敏感な若者たちや、有名人のコマーシャルに影響された人たちが購入していく。

なんですか?この図式は・・・。

間違ってはいませんか?


ホワイトバンドの価格のうち、一体いくらが、貧困の国々の子供たちを助けるのか知りませんが、自分たちは日々大量の食物を捨てまくっているのに、ホワイトバンドを売ったり買ったりして人助けをしたような気になっている愚かな国民。

その食品消費のサイクルを狂わせている「癌」的存在、それがコンビニなのです。