第20章.流行カブレ | 社会悪の発生源 「コンビニ」

第20章.流行カブレ

コンビニに行けば、現在巷で流行っているもの、すなわち「売れ筋」と言われるものを目にし、手に取り、買うことが出来る。もちろん何でもかんでもという訳ではないが。


一部の人間が「流行」を発信し、大半の一般大衆がまぎれもなく受動的にそれを受け入れ、「はやりもの」に飢えているかのように、「流行」に群がる。そこにはもはや取捨選択は無いように思える。


「著名人、有名人、大衆ウケする人(人気者)、を刺客として各選挙区に対抗馬をあてた自民党が圧勝した今回の選挙」

「販売価格のうちの何パーセントが役立たされるのか知らないが、これもまた著名人、有名人、大衆ウケする人(人気者)、スポーツ選手を使って宣伝する、貧困により死亡している子供たちを救うための募金活動になるホワイトバンド」


何か、すっきりとした気持ちで受け入れられないのは、私がおかしいからだろうか?

内容や中身、その真意、実態、それらをしっかりと見極めないまま、ただ流行りに則って行動してしまうのはいかがなものかと思う。

それとも、人々はそういう部分の思考回路が退化してしまったのだろうか?


だとすれば、それもコンビニ文化のなせる業なのかもしれない。